ダルビッシュはオールスター出場にふさわしいか否かを成績から考える

ダルビッシュ自身が以下のようにコメントしている。
「ふさわしいと思わないし、先発どうこうは身のほど知らず。周りの選手に申し訳ない」
このコメントの真意はさておき、ふさわしいかどうか検証してみた。

MLBのオールスターでは大体、投手選出枠は各リーグ13人が通例らしい。
ファン投票はなく、選手間投票で先発5人と救援3人、監督推薦で5人が選ばれる

以下を記事を参照しました。
ダルビッシュ、球宴選出成るか=2日メンバー発表-米大リーグ
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2012063000244

投手13名中、先発投手は8名選出されると仮定する。
日本のようにファン投票であったら、人気先行で出場したとしても良いだろう。
選手間投票と監督推薦で選ばれるとなると、成績や印象が重要になってくることだろう。
印象は数値化できないので、今年の成績のみから、オールスター出場にふさわしいか否かを考えることにする。

比較対象はダルビッシュが所属するアメリカン・リーグで規定投球回に達している20投手とする。
成績はは2012年06月29日現在のYahoo!スポーツのデータを元にする。

ダルビッシュオールスター

・勝利数10は3投手と並んで1位タイ
・奪三振106は4位
・投球回95回 2/3は18位
・防御率3.57は16位
・勝率.714は8位タイ
・与四死球56は2位に11個差でダントツのワースト1位
・WHIP1.44はワースト1位
※ WHIP(Walks plus Hits per Inning Pitched「投球回あたり与四球・被安打数合計」)(Wikipedia参照)

勝利数、投球回数を上回る三振数は評価されると思う。
逆に防御率3.57、与四死球56、WHIP1.44はオールスターに選ばれる選手の成績としては物足りないと言わざるを得ない。
勝利数10に関してもダルビッシュが所属するレンジャーズのチーム力によるものも大きい。

よって成績だけで考えると、ダルビッシュはオールスターに選ばれるべきではないと考える。
飽くまでも成績だけで考えた場合であって、色々加味した上でダルビッシュがオールスターに選ばれるべきではないと思っているわけではないので、誤解のないようにしていただきたい。

余談だが、元広島の黒田博樹、コルビー・ルイス、元中日のチェン・ウェインも規定投球回に達しているので、オールスターに選ばれる可能性があるが、成績からするとちょっと厳しいかな。

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