一流の育て方 – ビジネスでも勉強でもズバ抜けて活躍できる子を育てる ムーギー・キム,ミセス・パンプキン 読了

一流の育て方 – ビジネスでも勉強でもズバ抜けて活躍できる子を育てる ムーギー・キム,ミセス・パンプキン 読了。

自分は独身で子供もいないけど、タイトルに惹かれて手に取った。
将来の自分の子育てに活かしたい内容が盛り沢山で、本が付箋だらけになった。
個人的には滅多にない良書だった。

忘れない為に備忘録を残す。

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一流の育て方―――ビジネスでも勉強でもズバ抜けて活躍できる子を育てる

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一流の育て方 [ ムーギー・キム ]

親が勝手に習い事を決めない。
子どもに自由に決断させてこそ、自主性、主体性が育つ。
子どもを信じ、決定権を認める。
アドバイスはもちろん必要。

 

 

子ども自身に目標を設定させる。
子どもの自主性と責任感、集中力を引き出すことができる。
親は子どもがやりたいことを一緒に見つける。

親は子どもの個性に応じた選択肢を示す。
決断は子どもがする。
親は情報を集めて、多くの選択肢を用意する。
子どもの判断力を養う訓練になる。

「迷惑をかける人になるな」より「人の役に立つ人物を目指せ」。
迷惑をかけるなばかりでは委縮してしまう。
志を抱き、誠実に生きて、良い人脈をつくることを心がけるように教える。

一流のリーダーはほぼ例外なく読書家。
親が読書家であると、子どもも読書の習慣が根付きやすい。
読書する習慣は知識や考え方視野を広げ、知性、およびリーダーシップの成長に影響を及ぼす。

興味を持ったことには何でも挑戦させる。
中途半端にたくさんできる子どもに育てるのではなく、自分は何が好きで、何が得意で、何でなら競争に勝てるのかを気づかせ、その道に進む道筋をつけてあげることが大切。

子どもの視野を広げることことと知的充足感を教えることは親にできる最高の教育の一つ。
子どもが自分で学ぶことの楽しさや知的充足感を覚えると、放っておいても自発的に学び、自律的に成長していく。
知的な充足感を覚えることは学習を続けるエンジンになる。
幼いころできるだけ早期に感じさせてあげることがよい。

本が様々な世界との出会うを生む。
どれだけ活字に触れたかが一生を左右する。
読書で視野が広がり、好奇心が強まり、自発的に勉強するようになる。
親が自ら勉強する姿を見せ、自分自身を見本にさせる。
読書で好奇心や読解力、集中力が養われたことから、自主的に勉強するようになる。
毎日1時間ぐらい親子で読書する時間を捻出できれば。

まずは子どもの興味の範囲内で読書の習慣を定着させる。
親が読ませたい本やたまたまそこにある本を押し付けてはいけない。

子ども時代に興味を持ったことを親は惜しみなく応援する。
学校の教科や習い事とは直接関係ないことでも親は大いに歓迎するべき。

成功する人生に必要な力は、非認知能力であるグリット(高いモチベーションで長期的に目標を達成する力。やり抜く力)

子どもの最後までやり抜くモチベーションを高めるには子どもの意思で挑戦させること。

自分の見識のなさが子どもの挑戦や成長を阻んでしまいかねない。

一度始めた習い事はすぐにはやめさせない。
せめて基礎だけでもマスターさせる。
何を達成したら、やめるかを子どもに決めさせる。
幼少期に初志貫徹する習慣をつけることが人生を通じて最後までやりとげる力の礎となる。

ミスは叱らず、原因を考えさせる。
失敗しても感情的に叱るのではなく、そこから何を学ぶかに重点を置く。
たくさん失敗を経験することで思うようにいかないことへの対処法や乗り越え方を学んでいく。

あらゆるビジネスの基本はクライアントが何を欲しているかを知ること。
一番重要で高級なコミュニケーション能力は聴いて、相手を理解する力。

子どもに大人達と接点を持たせるのはコミュニケーション能力を高める。

子どものコミュニケーション能力を育むうえで一番大切なのは、親には何でも話せるという信頼関係。
子どもに対して権威的に振る舞わず、子どもの世界を理解しようとする柔軟な姿勢が必要。

親が価値観を一方的に押し付けると、子供は何を言っても無駄だと感じて、親と議論をしなくなる。
互いの価値観を尊重し合う両親に育てられたひとは、結婚後、自分の伴侶にも思いやりのある言葉や話し方をする。
頭ごなしに否定したり、親の意見を無理に押し付けるのは大変危険。

感情的にならず、理由をしっかりと伝えて叱る。

周囲に感謝し、それを表現して信頼関係を築けるかどうかは仕事をしていくうえで大きな差が出る。
親が小さな喜びや楽しみを見出すことができ、感謝する心で日々を過ごしていれば、子どもも影響を受ける。
感謝する気持ちとそれを言葉と態度で表現する習慣をつくってあげることが、子どもの将来の人間関係を大きく左右する。

相手の立場に立って考えさせる癖をつけさせる。

子どもに勉強させるうえで大切なのは、人を動かすときの基本と同じくモチベーションをうまく刺激してること。
子どものモチベーションを高めるうえで一番大切なのは学ぶ楽しさを教えること。
疑問が解ける喜びを味わわせ、理解する喜びを体験させる。

なぜ勉強をしなければならないのか、なぜ勉強をしたほうがいいのかを説明する。

子どもに勉強させるうえで、周りの人も頑張っているという環境要素は決定的な影響力を持つ。

大切なのは勉強を強制するのではなく、自然に勉強をができる環境を整えてあげること。
子どもにとって最も大切な勉強環境は、そばにいる親自身が学習習慣を持っていること。
親が常に本を読み、学習している姿を見せてあげる。

幼少期は学習習慣を身につけやすい時期。
幼少期に身につけた学習習慣や、やればできるという自信は生涯続くもの。

家族の自然な生活リズムに子どもの勉強時間を組み入れる。
夕食前の一時間を一緒に勉強する時間にするなど。

勉強をする必要性とメリットをを自分で見出させることが、その後の自発的学習を大いに助ける。

学歴社会の不条理など、大人にとっては当たり前でも子どもには伝えないとわからない。
いつか目標が見つかったときに、選択肢を狭めない為にも勉強が大切。

周りから良い影響を受けられる環境をつくる。
親や先生の言うことよりも、友人の影響の方が大きい。
高い目的意識を持って努力するクラスメートに囲まれて勉強できる環境を用意する。

叱り方が厳しすぎたり、感情的では効果がない。

親ができない努力を子どもに要求しても子どもには届かない。
誠実に生き、努力を惜しまない親の姿を子どもに見せ、言行一致で子どもを教育することは親となった人の基本と心得るべき。

子どもをプラス思考で明るい性格に育てたければ、まずは親がそうあるべき。

努力を褒める。
具体的に努力した内容を取り上げて褒め、更なる努力を引き出し、難しいことにも挑戦しようとさせる褒め方が大切。

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