お金原論―30代で知っておきたい「お金の知性」の高め方 泉正人 読了

お金原論―30代で知っておきたい「お金の知性」の高め方 泉正人 電子書籍で読了。
自分の中でなるほどと思ったことを備忘録として残す。

 

 

お金は信用を見える化したもの。
信用はお金によって可視化される。

信用を築き上げることこそ収入アップの本質。
築き上げた信用は人生のどんな場面にも通用する万能のパスポートになる。

なぜ良い学歴があると、就職活動において有利に働くのか。
それは学校で一生懸命に目標に向かって勉強してきたことが評価され、信用に繋がっているからだ。
偏差値の高い高校や大学に入学したということは、同じ出題範囲、時間、年齢といった共通ルールの中で勝ち抜いたということだ。
学んだ知識そのものに価値があるのではなく、それを勉強して身につけ、成果をあげたという努力の姿勢に価値があるからこそ、学歴が信頼となる。

生まれつきの資産家を除き、貯蓄が多いのにお金の管理ができない人はいない。
多額の特許収入や印税収入の権利を相続した人を除き、収入が多いのにスキルアップのための努力をしていない人はいない。

心が変われば行動が変わる。行動が変われば、習慣が変わる。習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば運命が変わる。
これはプロ野球選手として活躍した松井秀喜選手の座右の銘だ。
もともとは心理学者・哲学者であったウィリアム・ジェイムズの言葉と言われているが、この言葉には非常に説得力がある。

人格を支える最良の柱となるのは、いつの場合にも習慣である。
その習慣に従って意志の力が良い方にも悪いほうにも働き、場合に応じて慈悲深い支配者になったり残酷な独裁者になったりする。

お金を使い、経験を積み、思考と行動を広げる。
それもバブル当時のような自分や生活を見栄で着飾るための消費ではなく、クリエイティブな経験や生活を快適にするためのサービス、自分を磨くための時間に投資をする。
こうした積み上げにより、器が広がり、収入が上がり、自分らしいライフスタイルが構築でき、真に豊かな人生へとつながっていく。

お金の3つの機能
1つ目は、「モノやサービスと交換する手段としての機能」
2つ目は、「価値を測る尺度としての機能」
3つ目は、「価値を貯蔵しておくための機能」

可処分時間を有効活用せず、漫然とテレビやインターネットを見ていたりして過ごした人は結果的に収入が増えない。
それに比例して老後にもらえる公的年金も増えない為、いかに摂生して生活できるかが老後の最大の関心ごとになる。
一方、可処分時間の有効活用を意識し、自己投資に励み、収入を増やしてきた人は、老後の生活においても金銭的不安が少ない。
体力づくりや食事など健康への投資ができていれば、老後に残された時間の中で健康的に過ごせる時間も長いだろう。
→ 耳が痛いので、可処分時間の使い方をもっと意識したい。

 

 

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