過去に読んだ著者の本「教える技術」がとても為になったので、『8割の「できない人」が「できる人」に変わる!行動科学マネジメント入門』を読んでみた。
『8割の「できない人」が「できる人」に変わる!行動科学マネジメント入門』もとても為になった。
なるほどと思った点をリマインドとして残す。
優秀なマネジャーとは部下に「良い結果を出せ」と言うのではなく、「良い結果を出す良い行動」を取らせることができる人です。
具体的な「行動の指示」を出せる人です。
部下がなかなか結果を出せない理由は、次の2つ
・仕事のやり方がわからない
・やり方はわかっていてもつづけ方がわからない
結果を出せない人というのは重要な行動が取れていない、もしくは続けられていない場合が多い。
業績に直結するこうどうを行動を科学マネジメントでは「ピンポイント行動」と呼んでいる。
それを拾い上げ、明確に指摘すれば、どんな部下も同じような結果を出せるようになる。
仕事の指示に使う言葉は数値や固有名詞を駆使して、聞いている誰もが同じ状況を想定できるものでなくてはならない。
行動科学マネジメントが認める行動は「MORSの法則」という具体性の原則によって定義づけられたものだけです。
・Measured 計測できる
・Observable 観察できる
・Reliable 信頼できる
・Spesific 明確化されている
人が積極的に行動を繰り返すのは「ポジティブ」「すぐに」「確か」の組み合わせで結果が出る時です。
部下に良い行動を繰り返してもらいたいと考えたら、その行動に対して「ポジティブ(P)」「すぐに(S)」「確か(T)」なフィードバックを与える必要がある。
行動科学マネジメントではこれを「PST効果」と呼ぶ。
「部下の考えていることがわからない」と悩んでいる上司ほど、部下とのコミュニケーションは減っている。
相手が何を望んでいるかわからないからコミュニケーションを取りにくいし、コミュニケーションを取らないからますますわからなくなる。
コミュニケーションの方法を難しく考える必要はありません。
何でもいいから声をかければいいのです。
部下にマメに声をかけるというのは、上司として非常に重要なスキルです。
まったくお金をかけることなく、上司が部下に与えることのできる素晴らしいプレゼントの1つに「達成感」があります。
プロジェクトの中に「スモールゴール」を設け、途中途中で達成感を味わわせる。
「この一週間はやらなくてもいいこと」「少なくとも今日はやらなくてもいいこと」などの劣後順位を明確にし、やらなくてもいいことを手放させてあげる。
それによって、部下は「すぐやるべきこと」だけに集中できる。
仕事の時間割を作る。
やらないければならない仕事にはどんなものがあるのか。
いつまでにどのような形にまとめ上げなければならないのか。
それらを細かく分解し、整理して時間割に振っていきましょう。
学校の授業にも時間割があって、時間割に従って学んだからこそ、一通りの学問が身につけられている。
部下を正しく伸ばすためには、褒めるだけではなく、ときには叱ることも必要です。
しかし、褒めることをせずに叱るだけでは部下の行動は正しく変わりません。
普段から「良い行動」を取ったときにきちんと褒めてくれる上司が叱るからこそ、「そうか、この行動はいけないのだ」と部下は納得できるのです。
行動科学マネジメントには「四対一の法則」というのがあり、四つ褒めて一つ叱るぐらいの割合がちょうどいいとされています。
叱るときに大事なのは行動に着目するということ。
感情的に考えないことです。
「望ましくない行動」を取った人間が悪いのではなく、「望ましくない行動」自体が悪いのだと考えましょう。
・どの行動がいけなかったのか
・なぜいけなかったのか
・その行動をどう変えるべきなのか
を具体的に冷静に伝えてあげましょう。
どんな結果も行動の積み重ねが招いています。
悪い結果が出たのなら、その原因となった行動が繰り返されていたはずです。
その原因行動について、一緒に考え、指摘してあげましょう。
「叱る」と「起こる」は大違いだということを心しておかなければなりません。
叱ることは部下の間違いを正しく直していくための行為ですが、起こることは地位にかこつけた感情の爆発にすぎません。
ガミガミ怒鳴り散らすのは自分の感情コントロールができていない証拠。
そういう人は部下だけでなく、誰からもマイナス評価を受けます。
叱るときはその人を攻撃するのではなく、具体的行動に落とし込んで伝えましょう。
先週やった仕事を行動に分解し、全部書き出します。
その行動にマーカーで色をつけていきます。
・本当にやらなければいけなかったことに赤いマーカー
・やって良かったと思えることには黄色いマーカー
・やったものの、やらなくても良かったと思えるものに青いマーカー
行動に分解してみると、捨てるべきだったもの、捨ててもどうということもなかったものが見えてくるはずです。
余分な行動をあぶり出し、それらを徹底的に排除していきましょう。
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