「変われる人」鮒谷周史 読了

著者は日刊ビジネスメールマガジン「平成進化論」の発行者。
自分はすでに4年半以上「平成進化論」を読み続けているので、新刊を購入。
著書「仕事は、かけ算」は新入社員には特にオススメ。

以下に自分へのリマインドとして、要点を整理する。
基本は日々の「平成進化論」に書かれたことがまとめられている。
「平成進化論」の読者には定着させる為には、良い意味での復習になると思われる。

特に重要だと再認識した点は以下の3点。

ロールモデルとなる人を見つけ、その人の生き方、考え方、習慣を自分に取り込むことの利点。
ロールモデルとなる人物は1人ではなく、複数人でもよく、良い部分を組み合わせることで自分の理想の人生をイメージし、実現していくことができる。
その為に有効な手段として生の声を聴く、著作、伝記を読むことが挙げられる。
ロールモデルとなら人物から抽出した様々な要素が成功方程式となり、成功方程式を実践し、改善していくことで更に精度の高い成功方程式を作り出せる。

情報発信することの利点。
自分の中で情報を整理することができる、また整理した情報を自分でも必要な時に見直せる。
自分の思考、将来像を伝えることで同じような考えの人たちとの繋がりができたり、必要な情報が集まってくる。
フィードバックを受けることで更に上のレベルでの情報発信、言語化が可能になる。
言語化された情報は人(同僚、後輩など)に伝え易い。

良い思考習慣が良い行動習慣、良い人生をもたらす。
具体例として挙げられているのは、他責と自責。
不都合が起きたときに他人や社会のせいにして生きている人と、自分の行動を反省し、行動できる人では後に大きな差になる。
行動習慣にしても1日10分の読書習慣があれば、1年365日で60時間、10年で600時間の差が出てくる。
日々の習慣で自分のレベルを高めておけば、新しいことを学ぶときにも今の自分よりも吸収率が高くなれるという良い循環が生まれる。
良い習慣をシステム化することで自然に継続できるようになる。

自分が最近、取り入れたのは
・ランニングの記録をブログで報告する。
・特に予定のない休日の午前は読書、勉強をする。

人生は短距離走ではなく、長距離走。
数年後、後悔のないよう日々の積み重ねを大切にと思える一冊であった。
興味が湧いた方は読んでみてください。

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