なぜ一流は「その時間」を作り出せるのか 石田淳 読了

なぜ一流は「その時間」を作り出せるのか 石田淳 読了

時間がないわけではないけど、なかなか有効に使えていないと思うことがよくある。
そんな気持ちから読んでみた。
自分の中でなるほどと思ったことを備忘録として残す。

時間を作り出すには時間の使い方を計測し、時間の使い方を分析し、無駄な時間を省く必要がある。

時間の使い方を細かく計測し、無駄な時間を探すと1週間でも相当な無駄な時間が見つかる。

仕事の基本的な部分は共通している部分が多い。
仕事を定型化し、チェックリストに落とし込むことで、つまずいたり、迷ったりする無駄な時間を作らない。
いつもの仕事に割く時間を抑えることで、別の仕事に割く時間を増やせる。

メールや書類はテンプレート化することで、かかる時間を短縮できる。

苦手な作業はできる人の作業を観察し、できる人は必ずやっている行動と自分の行動を比べてみる。
結果に直結する行動を行動科学マネジメントではピンポイント行動と呼ぶ。

チェックリストの目的は臨んだ結果につながる行動をいつでも、どこでも、誰でも繰り返しできるようにすること。

ある作業がうまくいかないと悩んでいるのなら、それは頑張りが足りないわけではなく、やるべきことが抜けているからである。
チェックリストはやるべきことを抜かさずに実行する為にある。

モノを探している時間がもったいない。
モノを探すことになるのは片づけるという行動が不足しているから。
モノを片付けるのに有効な方法は置く場所を決めてしまうことである。
置く場所を決めるにあたって重要なことは、使用頻度の高いものから手に取りやすい所に置いていく。

時間が空いたら、やろうでは実現しない。
やりたいことは前後の準備期間も含めて具体的にスケジュールを入れてしまう。
一日30分英語の勉強をするではなく、何時から何時までと時間まで決める。
朝の時間にするのであれば、前日の残業は控えめにするなど調整する。

時間の使い方を考える時間を作る必要がある。
時間が無いと言う人ほど、細かく計画を立てるという習慣を持たない。
1年の計画であれば前年末に、1か月の計画であれば前月末に立てる。
長いスパンのスケジュールから立てていく。

それぞれの作業に締め切りをつくる。
時間通りに終わらなくても一度切り上げる。
なぜ時間通りに終わらなかったのか、より効率的に作業する方法はないかを考える時間を作る。

1時間で終わると思う仕事を1時間の予定で組むと、終わらないが1.4倍くらいのバッファを取るとうまい具合に終わる。
急ぎの作業が発生したり、電話がかかってきたりといった割り込みを見越すと1.4倍ぐらいになるようだ。

スモールゴールを作成することが継続することに役立つ。
ポイントカードを作成し、スモールゴールを達成していくと、自分にご褒美を与える。
ご褒美によって強化された行動は続ける力へと変わっていく。

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