メジャーリーグで導入されたチャレンジ制

メジャーリーグで今年からチャレンジ制とうい制度が導入された。
ストライク、ボールの判定以外で審判の判定に不服がある場合はビデオ判定を要求できる制度。
チャレンジ制が要求されるとニューヨークにある映像センターでビデオ判定が行われて、審判に伝えられるらしい。
開幕してまだ数試合ではあるが、すでに青木選手とイチロー選手の日本人選手2人のプレーでチャレンジ制が実施され、審判の判定が覆っている。
青木選手の場合は最初はセーフと判定されていたものがビデオ判定によってアウトに覆った。
イチロー選手の場合は最初はアウトと判定されていたものがビデオ判定によってセーフに覆った。
1つのミスジャッジで試合の行方が左右されることはスポーツではよくあり、正しい判定が行われるこの制度は個人的には賛成である。
チャレンジ制が乱用されない為に1試合につき1回までという決まりがあるようだ。
チャレンジ制で判定が覆った場合にはもうその試合のなかでもう1回チャレンジ制を要求できるようだ。
逆に1回チャレンジ制で判定が覆らなかった場合はその後のプレーでの明らかなミスジャッジではチャレンジ制を要求できないことになる。
1年間で一体どれぐらいチャレンジ制によって審判の判定が覆されるかに注目したい。
審判の精度が測定されるシステムとも言える。
日本でもいずれ採用されることがあるかもしれない。
きっと日本の審判は心中穏やかではないだろう。

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