「始める力」石田 淳 読了

始めたいと思うことはいっぱいあっても続けられないということが悩みの人は多いと思う。
多分に漏れず自分も当てはまるので、「始める力」石田 淳を読んだ。
参考になったことを備忘録として残す。

「極める」時間など誰にもない。中途半端でもやればその分差がつく。
ちょこちょこ始めてすぐに撤退したっていいし、途中でしっぽを巻いて逃げだしたっていい。
何もしないより中途半端でもやった方がいい。

良い人生を送りたければ、良い習慣を多く持つに限る、
どんな習慣もある時から始めたに過ぎない。
習慣化されていれば、少しくらいサボったって問題ない。

行動科学マネジメントでは人が良い結果を出せない理由は2つしかない。
やり方がわからない。
やり方はわかっていても続け方がわからない。

何かを始めようとして失敗する人は、そもそもの設定のハードルが高すぎる。
何かを始めるにあたって張り切る気持ちはわかるが、無理をすることは明らかに逆効果。
大きなことばかり掲げてちっとも始められない人よりもすごく小さなことを確実に始められている人の方がずっと素晴らしい結果を手にする。

ライバル行動が多くて始められない。
テレビ、インターネット、携帯電話など。

次の機会にというときの次は永遠にやってこない。
できない理由を探すのはやめる。
やるデメリットを探すクセはやめる。

良い結果が出せない人は態度に原因があるわけでも性格に原因があるわけでもなく、良い結果に繋がる行動が継続的に取れていないだけ。
誰でも同じように良い結果が出せる再現性の高さが行動科学マネジメントの秀でたところ。

やりたいことを実現するために必要なことをいくつかの行動に分解する

大事なのはできそうだという自己効力感です。
これぐらいできそうだと自分で考えるよりも2割増しぐらいの目標をストレッチ目標と言うが、行動科学マネジメントではストレッチ目標はNGです。

人が行動を繰り返すのは、ポジティブ、すぐに、確かな結果が得られるとき。

一人で始めるのは大変なことも仲間がいればできることはたくさんある。

コンフォートゾーンに留まらないように意識する。
コンフォートゾーンとは自分が快適に過ごせる範囲のこと。
コンフォートゾーンに留まっている限り新しい発見はありません。
新しい世界へ導いてくれる別の人からの誘いには乗ってみるクセをつける。

誰かと比較して自分がダメだと思う必要はない。
大事なのは累積量で、自分の成長は自分の累積量です。

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始める力

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[電子書籍] 『金持ちになる方法はあるけれど、金持ちになって君はどうするの?』堀江貴文 読了

ホリエモンの 『金持ちになる方法はあるけれど、金持ちになって君はどうするの?』を電子書籍で読了。
ホリエモンの電子書籍は以下のアプリで読めます。


『堀江貴文公式アプリ』(無料)

ホリエモンが刑務所の中で考えたビジネスのアイディアがたくさん紹介されている。
改めて豊かな視点に驚かされる。

ホリエモンのメルマガでのQ&Aコーナーも掲載されている。
様々な質問に対してのホリエモンの回答が非常に興味深い。
こんな考えがあるのかと新しい発見がある。

実はかなり面倒見の良い人であることがよくわかる。

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感想(6件)

「育てる技術」石田 淳 読了

育てる技術」石田 淳 読了
なるほどと思った点をリマインドとして残す。

仕事ができない理由は2つ。
仕事のやり方がわかっていない。
仕事のやり方はわかっているが、続け方がわからない。

部下に教えるべきは誰がやっても同じような結果が出せる方法である。

多くの仕事に特別な才能は必要ない。
裏付けのある科学的な手法を繰り返すことが効果的かつ現実的。

ある調査によると、部下の生産性を引き上げる良い上司の特徴は「部下に仕事のやり方や様々なスキルを教える能力が高い」ことだという結果が出た。
部下のやる気を引き出そうとする上司やチームを管理する能力を持っている人が良い上司ではなかった。
良き上司とはムチをふるったり、アメを与えるだけではダメで部下たちにどうすれば、仕事をこなせるのか具体的に指示できる人だというのだ。

部下がこちらの望む行動をしたら、褒めたり、喜んで見せたりする
部下がこちらの望まない行動をしたら、その行動だけを修正してもらう

4つ褒めて1つ叱る。
行動科学マネジメントに「4対1の原則」というのがある。
人は褒められた記憶より叱られた記憶が強く残る。
だから4つ褒めたら、1つ叱るくらいでやっとバランスがとれる。

「最近の川物は会社での付き合いを嫌がり、プライベートを優先する」と思われている。
だから、部下を飲みに誘ったりしてはいけないのだと思い込んでいる上司もいる。
だが、ここ数年変化が見えてきている。
日本脳t率協会が2008年に新入社員約1300人に対して行った調査によると、上司との飲み会が有意義と感じる新入社員は約9割にのぼったという。
だから若者はどんどん飲みに誘っていいのだ。
そこで手柄話や説教さえしなければ。

行動科学マネジメントの重要な概念に「MORSの法則」というのがある。
・Measured    計測できる(数値化できる)
・Observable  観察できる(誰から見ても何をしているかわかる)
・Reliable    信頼できる(どんな人から見てもそれが同じ行動だとわかる)
・Spesific    明確化されている(何をどうするかが明確になっている)
行動科学マネジメントではこの4つの条件を満たされていないものは具体的な行動とはみなさない。
「なるべく早く資料を作って」ではなく、「明後日の朝9時までに会議でつくる資料を10部作っておいて」といった感じ。

武道などの修行の過程を表す「守破離」という言葉がある。
まずは師匠に教えられたことを忠実に守り、繰り返し稽古をして基礎的な技術を身につける過程が「守」。
次に基礎を踏まえてさらに洗練される「破」を経て、師から離れて独自の境地を開く「離」へと至る。
部下に仕事を教えているときは「守」の段階。
最初は手取り足取り教え、基礎をしっかり固めたほうが、結果的に時間は短縮できる。
基礎が固まれば、応用力も生まれ、自分の力で考えられるようになる。

一連の行動の中には絶対に外してはいけない大切なポイントがある。
絶対に外してはいけない行動を行動科学マネジメントでは「ピンポイント行動」と呼ぶ。
仕事のできる人はピンポイント行動を必ずとっているが、そうでない人は落としている可能性が高い。

その仕事に携わるのが全く初めての新人にはピンポイント行動だけを教えてもできるようにはならない。
全体の流れや前後のつながりを教えながら、ピンポイント行動を指示しよう。

行動科学マネジメントでは結果ではなく、「行動」を数値化する。
そのメジャーメント(計測)は、「質」「量」「時間」「コスト」の4つの要素に基づいて行われる。
どれか1つでも欠けていれば、計測したとは言えない。
ビジネスでは量があっても質が悪ければ売れないし、逆に質がよくても量が足りなければ機会ロスする。
質がよくてもコストがかかれば赤字になるし、仕上がりに時間がかかりすぎるのも同様である。

部下に指示を出すときは必ず復唱させるようにすると間違いが起こりづらくなる。
正しく復唱させることで大切な場面での失敗を未然に防ぐことができる。

新人にいきなり大きなゴールを示したら潰れてしまう。
ビッグゴールの前にいくつものスモールゴールを設け、テープを切らせてあげよう。
スモールゴールを設け、部下をスモールゴールに導く。
部下がたどり着いたら、声をかけてあげる。
それを繰り返しているうちに、部下はビッグゴールに到達する。

行動科学マネジメントでは「懲罰」をあまり用いない。
部下が悪い行動をとったとき、その行動自体は叱っても、部下そのものを責めるようなことはしない。
悪い行動を減らすことにより、いい行動を増やすことに主眼を置く。

継続性をもたらすフィードバックとは「ポジティブ」「すぐに」「確か」の組み合わせのフィードバックである。
つまり部下の行動に対してポジティブなフィードバックをすぐに確かに行えばよい。

部下が間違った行動をとったときにはその行動を改めさせるのも上司の仕事だ。
間違いを正すことができなくては本人が成長しないだけでなく、チーム全体に悪い影響を及ぼす。
褒めるときと同じように「叱る」というフィードバックもすぐに行う必要がある。
悪い行動に対してはネガティブなフィードバックをすぐに確かに与えるのである。

人が自発的に行動するには理由がある。
行動科学マネジメントではそれを「動機付け条件」と呼ぶ。
動機付け条件は一人ひとり違う。
「とにかくお金が欲しい」
「家族と幸せに過ごしたい」
「海外旅行こそ最大の関心ごと」など
それぞれの動機付け条件を把握する必要がある。

部下のいい行動を成果につながるまで自発的に繰り返してもらうには一つひとつの行動が最終的に到達するゴールを実感させる必要がある。
その時にゴールだけでなく、進捗状況もわかるようにしてあげよう。
上司がゴールを説明してあげるだけで部下の仕事の進め方は変わってくる。
今まで雑用にしか思えなかったコピー取りが重要な会議で決済を仰ぐための資料作りとわかれば、そこに工夫も生まれる。

人は自分がどれぐら
い成長しているのか、なかなかわからない。
日常業務において部下に成長を実感させてあげる必要がある。
できたこと、達成したことなどのポジティブな結果を数値化する。
グラフを作る時は累積グラフで作成する。
部下のグラフが伸びてきたら、マメに言葉をかけよう。

ドラッカーはこう語っている。
「リーダーとは目標を定め、優先順位を決め、基準を定め、それを維持するものである」
つまり、リーダーとは旗振り役であり、メンバーの進むべき道を示すのが最大の役割なのだ。

指導される部下にとってかっこいいのは自分の成長をサポートしてくれる課長だろう。
そのためには部下にやるべき行動を的確に伝え、仕事ができるようにするしかない。
ときには細かすぎると反発されるかもしれないが、部下の成長につながるのだと信じて貫いてほしい。

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育てる技術 [ 石田淳 ]

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育てる技術

[電子書籍] 『刑務所なう。シーズン2』堀江貴文 読了

刑務所なう。シーズン2』堀江貴文 を電子書籍で読んだ。
ホリエモンの書籍は電子書籍化対応が早くて嬉しい。

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2012年1月から11月初旬までのホリエモンの刑務所生活が綴られている。

ホリエモン目線からの時事ネタの論評が勉強になる。
前作同様刑務所の食事メニューがすべて記録されていた。
味付けは薄いらしいが、メニューは美味しそうなものが多い気がする。
ホリエモンは見事にダイエットに成功しているので、羨ましい。

巻末には書評ベスト172がある。
刑務所内で放送される映画や差し入れてもらった書籍の書評になっている。
刑務所で放送される映画は結構新しくて、人気の映画が多いみたいです。

ホリエモンは2類というランクに昇格して面会回数や手紙の回数が増えていた。
きっと面会回数や手紙の回数が増えても、フル活用できるのはホリエモンぐらいだろうな。
普通の人だったら、そんなに会う人もいないだろうし、手紙を送る内容もないだろうし。

『刑務所なう。』を読んでいる時にホリエモンが出所してきた後の活躍が楽しみだったけど、『刑務所なう。シーズン2』を読んだいる途中でホリエモンが仮出所してきた。
出所してきてからの様子はTwitterで見ているけど、ロケットの開発や刑務所内で温めていたビジネスに忙しいようだ。
今後の活躍にも期待したい。

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刑務所なう。シーズン2 前歯が抜けたぜぇ。ワイルドだろぉ?の巻

『8割の「できない人」が「できる人」に変わる!行動科学マネジメント入門』石田 淳 読了

過去に読んだ著者の本「教える技術」がとても為になったので、『8割の「できない人」が「できる人」に変わる!行動科学マネジメント入門』を読んでみた。
『8割の「できない人」が「できる人」に変わる!行動科学マネジメント入門』もとても為になった。

教える技術 行動科学を使ってできる人が育つ!

なるほどと思った点をリマインドとして残す。

優秀なマネジャーとは部下に「良い結果を出せ」と言うのではなく、「良い結果を出す良い行動」を取らせることができる人です。
具体的な「行動の指示」を出せる人です。

部下がなかなか結果を出せない理由は、次の2つ
・仕事のやり方がわからない
・やり方はわかっていてもつづけ方がわからない

結果を出せない人というのは重要な行動が取れていない、もしくは続けられていない場合が多い。
業績に直結するこうどうを行動を科学マネジメントでは「ピンポイント行動」と呼んでいる。
それを拾い上げ、明確に指摘すれば、どんな部下も同じような結果を出せるようになる。

仕事の指示に使う言葉は数値や固有名詞を駆使して、聞いている誰もが同じ状況を想定できるものでなくてはならない。
行動科学マネジメントが認める行動は「MORSの法則」という具体性の原則によって定義づけられたものだけです。
・Measured    計測できる
・Observable  観察できる
・Reliable    信頼できる
・Spesific    明確化されている

人が積極的に行動を繰り返すのは「ポジティブ」「すぐに」「確か」の組み合わせで結果が出る時です。
部下に良い行動を繰り返してもらいたいと考えたら、その行動に対して「ポジティブ(P)」「すぐに(S)」「確か(T)」なフィードバックを与える必要がある。
行動科学マネジメントではこれを「PST効果」と呼ぶ。

「部下の考えていることがわからない」と悩んでいる上司ほど、部下とのコミュニケーションは減っている。
相手が何を望んでいるかわからないからコミュニケーションを取りにくいし、コミュニケーションを取らないからますますわからなくなる。
コミュニケーションの方法を難しく考える必要はありません。
何でもいいから声をかければいいのです。
部下にマメに声をかけるというのは、上司として非常に重要なスキルです。

まったくお金をかけることなく、上司が部下に与えることのできる素晴らしいプレゼントの1つに「達成感」があります。
プロジェクトの中に「スモールゴール」を設け、途中途中で達成感を味わわせる。

「この一週間はやらなくてもいいこと」「少なくとも今日はやらなくてもいいこと」などの劣後順位を明確にし、やらなくてもいいことを手放させてあげる。
それによって、部下は「すぐやるべきこと」だけに集中できる。

仕事の時間割を作る。
やらないければならない仕事にはどんなものがあるのか。
いつまでにどのような形にまとめ上げなければならないのか。
それらを細かく分解し、整理して時間割に振っていきましょう。
学校の授業にも時間割があって、時間割に従って学んだからこそ、一通りの学問が身につけられている。

部下を正しく伸ばすためには、褒めるだけではなく、ときには叱ることも必要です。
しかし、褒めることをせずに叱るだけでは部下の行動は正しく変わりません。
普段から「良い行動」を取ったときにきちんと褒めてくれる上司が叱るからこそ、「そうか、この行動はいけないのだ」と部下は納得できるのです。
行動科学マネジメントには「四対一の法則」というのがあり、四つ褒めて一つ叱るぐらいの割合がちょうどいいとされています。

叱るときに大事なのは行動に着目するということ。
感情的に考えないことです。
「望ましくない行動」を取った人間が悪いのではなく、「望ましくない行動」自体が悪いのだと考えましょう。
・どの行動がいけなかったのか
・なぜいけなかったのか
・その行動をどう変えるべきなのか
を具体的に冷静に伝えてあげましょう。

どんな結果も行動の積み重ねが招いています。
悪い結果が出たのなら、その原因となった行動が繰り返されていたはずです。
その原因行動について、一緒に考え、指摘してあげましょう。

「叱る」と「起こる」は大違いだということを心しておかなければなりません。
叱ることは部下の間違いを正しく直していくための行為ですが、起こることは地位にかこつけた感情の爆発にすぎません。
ガミガミ怒鳴り散らすのは自分の感情コントロールができていない証拠。
そういう人は部下だけでなく、誰からもマイナス評価を受けます。
叱るときはその人を攻撃するのではなく、具体的行動に落とし込んで伝えましょう。

先週やった仕事を行動に分解し、全部書き出します。
その行動にマーカーで色をつけていきます。
・本当にやらなければいけなかったことに赤いマーカー
・やって良かったと思えることには黄色いマーカー
・やったものの、やらなくても良かったと思えるものに青いマーカー
行動に分解してみると、捨てるべきだったもの、捨ててもどうということもなかったものが見えてくるはずです。
余分な行動をあぶり出し、それらを徹底的に排除していきましょう。

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「ビジネス・マネジメント・スタジアム」小山龍介 読了

ビジネス書という感じではあまりなかった。
元中日落合監督の采配をビジネスのマネジメントの観点から分析している。
マネジメントの勉強というよりは野球の監督の采配を見る別の視点を提供してくれる。
落合監督の書籍からの引用を元に分析しているので、落合監督の書籍も読んでみたくなる。

なるほどと思った点をリマインドとして残す。

部下をマネジメントするときには、客観的基準によって努力を促すよりも、その人自身のもっている能力を基準に、昨日よりも今日、今日よりも明日と、成長を促していくべき

長期的な成長を目指すなら、指示がなくとも動ける仕組みが重要である。
時間でたとえるなら、リーダーの役割は、「正確な時を告げる」ことではなく、「永遠に時を告げる時計をつく」ことにある。

自分以外の人間と関わるがゆえに、生まれる未来は複雑であり、予測できない。
そのため、「勝利の方程式」のようなものは、野球にも人生にもない。
しかし、そこで「采配を振る」ことは誰しもできる。
豊かに生きるというのは、第三者の介入やさまざまな制約条件がある中で、「自分はこれに勝負するのだ」という主体的な判断を下せることにあるのではないか。

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「やせる!」勝間和代 読了

かなり前に勝間和代さんの「やせる!」を読了していたが、時間ができたので、要点をまとめておく。
もちろん読んだだけでは痩せることはできないし、痩せる為には痩せる為に時間をかける必要があるということを再認識した本である。

●ダイエットには一時的な高負荷な運動は向かない。
これは自分でも実感している。
今年一年週に1回10キロのランニングを実施したけど、体重はまったく減らなかった。

●1キロ体重を減らすには7000キロカロリー必要らしい。
7000キロカロリーをランニングで消費するには約11時間のランニングが必要である。
※消費カロリーは以下のサイトにて算出
※http://diet.beauty.yahoo.co.jp/use/

1時間のランニングで消費するカロリーは約700キロカロリー
生ビール1杯が約200キロカロリー

●痩せる為に必要なことは
N/Cレートのよい食生活にすること
適度な運動を日常的にすること

要するに簡単にササッと痩せるということは難しいということだ。

N/Cレート = Nutrition : Calorie
Nutrition = 栄養素
Calorie = 摂取カロリー

N/Cレートは食事にカロリーあたりにどれぐらいの栄養素が含まれているかという指標である。

N/Cレートの良い料理
まごわやさしい

ま…豆類
ご…胡麻などの種実類
わ…わかめなどの海藻類
や…野菜類
さ…魚介類
し…しいたけなどのキノコ類
い…芋類

お酒は制限する必要はあるか。
お酒自体がN/Cレートが悪い。
お酒のおつまみがN/Cレートが悪い。
N/Cレートが悪くならないように適量を飲む分には許容される。

●運動を続けられる仕組みを作ること
個人的には2つが重要だと感じた

・運動習慣のコントロール
なかなか取っ掛かりをつかめないようではダメ、気楽に始められるようにハードルを低くする
今日はできたけど、明日はできないでは意味がない

・他人からの監視
人は意志が弱いので、続けることが難しい。
誰かに見られているというプレッシャーを与える、誰かのサポートを励みに続けるといった仕組み。

●忙しい人に最低限守ってほしい5つのポイントから特に必要と感じたこと
・階段にするか、エレベーターにするか迷ったときは必ず歩く、最低でも1日5000歩は歩く。
・運動仲間を作って報告し合う。
・呼吸と姿勢に気をつける

●正しい生活習慣を作るための時間管理
以下の時間を捻出する必要がある
・毎日1時間の自炊または適切な食材を買うための時間
・毎日30分の運動時間

●1日1時間半の投資を支える気力を養うには1日の労働時間を8時間以内に抑える
労働時間が増えれば、それだけ時間を割くことができなくなる。

●痩せることを問題解決のケーススタディーとして取り組んでみる
仮説を立て、情報収集し、実行し、フィードバックを繰り返す。

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「いつも結果を出す人の整理する技術」石田 淳 読了

過去に読んだ著者の本「教える技術」がとても為になったので、「いつも結果を出す人の整理する技術」を読んでみた。
なるほどと思った点をリマインドとして残す。
タイトルの整理する技術の話はやや少ないように感じた。
本当に整理整頓の技術やトリビアが知りたいと思う人は別の本を読んだ方が良いかもしれない。

整理ができない理由は根性がないから、性格の問題ではない。
整理ができない理由は、整理のやり方がわかっていない、やり方はわかっているが継続する方法を知らないの2つである。

結果を変えるには行動を変える以外に方法はない。
売り上げを伸ばしたのであれば、売り上げを伸ばすための行動を取ることだ。

結果に直結している「ピンポイント行動」を増やせば、必ず結果にあらわれる。
その行動がピンポイント行動であるかを把握したければ、その行動の数を増やして効果を検証すればよい。

学校の時間割のように「この時間はどの仕事(行動)をするのか」というところまで決めておくと、効果的な時間管理ができる。

重要なこと、習慣化したいことは朝から午前中に盛り込む。

良い結果をもたらす行動をした直後にごほうびを与えて、行動を強化する。
強化することで行動が繰り返されるようになる。

捨てる為のルールを決める。
ごみの日を作り、一定量のごみを捨てることを義務付ける。
一定期間使っていないものは捨てる。
しまっておけるスペースを限定し、それ以上のものは捨てる。

デジタル化できるデータはデジタル化する。
ファイル名に日付、具体的な内容を入れると検索しやすくなる。

何かを習慣にしたい時はそこに至るまでの手順は少ないほど良い。

本を読めない人は本を読むことを習慣化できていない。
時間ができた時に読もうと思っていても読書を習慣化することはできない。
時間割に最初から組み込むことが必要。
また読みたいときにいつでも本が手元にある状況を作ることが大事。

自分マネジメント整理術のステップ
1.行動を細かく分析し、重要なものと不要なものを見極める
2.成果に直結するピンポイント行動を一目で分かる形に表現する
3.ピンポイント行動を計測し、成果との因果関係を確認
4.ピンポイント行動の実行を継続し、習慣化する(行動の強化)

ラストゴールを設定する。
重要なポイントは具体的な数値目標と期限を設定すること。
ラストゴールが具体的であればあるほど、目標実現の可能性が高まる。

意志ややる気だけで目標達成の為の行動を1年間毎日継続できる人は、2%しかいない。

望ましい結果を得るためのツールの代表的なものがポイントカードである。
ピンポイント行動を実行する度にスタンプやシールを貼って行動の強化、計測を行います。
内容やレベルによってポイント数に差をつける。

ラストゴールの途中にスモールゴールを作る。
ラストゴールを達成することは大変なので、スモールゴールをいくつも作り達成感、小さな自信を得られるようにする。


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「なぜマッキンゼーの人は年俸1億円でも辞めるのか?」田中 裕輔 読了

タイトルに惹かれ、「なぜマッキンゼーの人は年俸1億円でも辞めるのか?」を読んでみた。
著者は元マッキンゼーで現在は株式会社ジェイド(靴の流通通販サイト ロコンド)代表取締役。

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自宅で何度でも試せる。 ダメなら無料で返せるってスゴイな。

なるほどと思った点をリマインドとして残す。

「寄らば大樹の陰」の思考を捨てること。自らがリーダーシップを発揮して日本や世界に対してインパクトを与えることがマッキンゼーで学んだ価値観であるという。
 →誰かがやってくれるだろうではダメ、やるべきことは自分がやる。

マッキンゼーでの評価は職位ごとに分かれている。
職位別に必要なスキルが20個程あって、評価者が4段階で評価する。
更に総合評価が4段階で存在する。
4段階の評価も具体的に何ができている4などと評価の基準が明確になっている。
 →ここまで評価基準が事細かに設定され、評価に時間を割いている企業はないだろう。
   自分が勤めている会社では何でこの評価なのか説明する根拠が皆無。。。

常にバリュー(価値)を出すことが求められる。
イシュー(問題)を解く為に分析をするのであって、目的が不明確なままやる分析はバリューがない。

マッキンゼーでは1年以上同じプロジェクトを続けることは珍しい。
1年以上同じプロジェクトをやっていると大きな成長が望めなくなる。
人間が成長するのは新たなチャレンジに向かい合っている時で、同じプロジェクトを長く続けると新たなチャレンジが少なくなる。
 →これはまさにその通りだと思う。現在、同じプロジェクトに約3年いる自分は成長が止まっているようにも思える。。。アクションを起こさねば。

全ての思考のステップは「空雨傘」であれと教えられる。
空を見て雨雲がある、雨が降るかもしれないから、傘が必要だ。
ファクト – 意味合い – 打ち手の論理的なステップを踏むことが常々求められる。

フィードバックは悪口ではない。傷つける目的ではなく相手を成長させることが目的である。
フェードバックを与える時に守るべきルールが3つある。
1.最初に強みから挙げること
 →欠点だけを言われると人は身構えてしまう。最初に強みを挙げることで受け止め方が変わる。
2.欠点をそのまま欠点と言うのではなく、ディベロプメント・ニーズ(成長すべき点)と表現すること
 →欠点を伝えるのではなく、成長すべき点として表現を変えて伝えることで、受け手は素直に受け止めやすくなる。
3.できないことではなく、精一杯手を伸ばせば届きそうなポイントをフィードバックすること

マッキンゼーがMBA留学するコンサルタントに期待することの1つ  — マインドサーチ
マインドサーチとはこの人生の中で自分が何を成し遂げたいのか、何が重要な価値観なのかなど、自分と徹底的に向き合うこと。
 →今の仕事に追われていると、自分が何を成し遂げたいのかなどを考えなくなってしまう。仕事をこなして満足していては自分の志がなくなってしまう。

マネージャーで習得すべきプロジェクトマネジメントは単に自分の仕事をスケジュールどおりに進めるということだけではない。
パートナー、チーム、クライアントの3方向を見ながら常に最適化していかなければならない。
これは経営者にとっても重要なスキルセットである。


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「プロの資料作成力」清水 久三子 読了

仕事で説明資料を作ることはあるけれど、資料作成について勉強したことはなかった。
タイトルに惹かれ、「プロの資料作成力」を読んでみた。

資料作成をはじめる前の前提として為になる情報が多々あった。
なるほどと思った点をリマインドとして残す。

わかる資料とは
意味を理解できること、意義が理解でき次のアクションを取ることができる資料のことである。

何のために、誰に、何を、どうやってを抑えた資料作りが大事。
誰に何を伝えるかによって資料の内容が大きく変わるので、最初に抑えておくべきポイント。

目的を3段階で設定する
ビジネス資料は相手に何らかのアクションを取ってもらう為に作成される。
1.相手にしてほしいアクションは何か
2.その為に理解してもらいたいことは何か
3.その為にどのような状態にするべきか

資料には自分の言いたいことを書くのではなく、ターゲットの期待と理解に応じた内容にする

ターゲットなる相手、相手層を設定、分析した上で資料を作る
役職、部門の違いによっては聞きたい内容も変わってくる。
知識レベルの差によって、導入部分の有無、話の深さが変わってくる。

メッセージは何かはっきりわかる資料を作る
メッセージには必ず主張と根拠がある。
~という根拠から、XXXすべきである。

メッセージの要件
AだからBであるという主張に矛盾、論理の飛躍がないこと
相手のなぜという疑問に対する答えを持つこと
 ・事前に想定される相手からの質問に対する答えを持つこと
 ・すべて資料に書くのではなくのではなく資料に書くこと、聞かれたら答えることなどを分ける

いきなりパワーポイントを開かない
はじめは紙を使って目的、ターゲット、メッセージを考える

資料がわかにくくなる原因
 ・情報の質が悪い
 ・情報の量が多い
 ・情報の加工が適切でない
 ・効果が効果的でない

曖昧な言葉を使わない
複数の意味に取れる言葉や具体的な行動が想像しにくい言葉は使わない
例.最適な、非常に、善処する、検討する、ソリューションなど

資料作成が上達するには
資料を作成し、良かったところ、悪かったところのフィードバックを受けること
別の人が作った資料から学ぶ

レビュアーの視点
成果物の位置づけやドールは適切か
ターゲットの設定は妥当か
事実、論理に誤りはないか
情報の分類、構造化は適切か

レビューの回数は
方針レビュー、ドラフトレビュー、最終レビューの3回までに抑えたい。
作成者のレベルによっては方針レビューとドラフトレビューを同時に行うこともある。

資料作成にあたり気をつけることや、チェックリストも用意されていて、非常に為になる内容だった。

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