「学びを結果に変えるアウトプット大全」 樺沢 紫苑 読了

「学びを結果に変えるアウトプット大全」 樺沢 紫苑 読了。
自分の中でなるほどと思ったことを備忘録として残す。

 

書く、話すといった運動神経を使った記憶は、運動性記憶と呼ばれます。
運動性記憶の特徴は、一度覚えるとその後はほとんど忘れることはないということです。
筋肉や腱を動かすと、その運動は小脳を経て、海馬を経由し、大脳連合野に蓄積されます。
小脳を経由するので、経路が複雑になり、多くの神経細胞が働くことで記憶に残りやすくなる。
だから、一度覚えたら忘れにくいという特徴があるのです。
通常の教科書を読んで覚える暗記は「意味記憶」を使って記憶しますが、意味記憶は覚えにくく、忘れやすいという特徴があります。
そこで書いて覚える、声に出して覚えるようにするだけで、運動性記憶として記憶することができるのです。

英単語も聞いて、声に出して、書いた方が覚えるんだろうな。
記憶力が落ちているうえに、やり方も良くないと覚えられないのは当たりまえか。

 

脳に入力された情報は海馬というところに仮保存されます。
その期間は2-4週間です。
海馬の仮保存期間中に、その情報が何度も使われると、脳はその情報を重要な情報と判断し、側頭葉の長期記憶に移動します。
だいたいの目安としては情報の入力から2週間で3回以上のアウトプットすると、長期記憶として残りやすくなるといいます。

1回読んだ本の内容が定着しない理由はまさにこれだ。
後から、重要な部分を読み返してまとめる習慣は悪くないということだな。

 

心理学の法則「ザイオンス効果」を知っていると、雑談は内容より、回数のほうが重要だとわかります。
接触回数が増えるほど、人の好感度は高くなる。
これを「ザイオンス効果」(単純接触効果)といいます。

 

自己成長を促す叱り方
・怒らない、感情をぶつけない
・「修正」したい具体的行動を指摘する(「行動の変化」を促す)
・フィードバックする(失敗した原因、今後の対策を考える)

 

自分の本音を「打ち明ける」ことは、人間関係を深め、コミュニケーションを深めていくためには重要な意味を持ちます。
なぜならば、「自分の秘密」「自分の弱さ」「自分のマイナスの部分」など、自分の心の中を打ち明ける(自己開示をする)ことで、相手との心理的距離が近づくからです。
「自己開示するほど、親近感がアップする」ことを「自己開示の法則」といいます。

 

感謝の7つのメリット
・感謝すると人間関係がうまくいく
・感謝するだけで幸福度が25%アップ
・感謝する人は9.4年長生きする
・感謝する人は病気になりにくい
・感謝すると免疫力がアップする
・感謝する人は病気の回復が早い
・感謝するだけで痛みが軽減する

 

脳科学的には高すぎる目標では、ドーパミンが出ないのです。
ドーパミンは、モチベーションの源。
目標達成するために必須の脳内物質です。
難しすぎない一生懸命頑張ればなんとか実現できそうな目標を設定したとき、最も分泌されます。

 

期限のない目標はまったく意味がありません。
人間は時間が制限されることで、モチベーションが湧いてきます。
逆に、時間が制限されないとモチベーションは湧かないのです。
時間を制限する、締切を設定する。
その精神的プレッシャーによってノルアドレナリン(集中力を高める物質)が出ます。

時間の制限が重要だということは改めて実感する。
時間がたくさんあるときの方がかえってやらなかったりする。
いつまでに何をするというのを細かく設定しなければ。

 

目標は何度も見返さなければいけません。
何度も見返すことで全然進んでいないと気付いてもっと頑張ろうとモチベーションが上がります。
筆者の場合、毎日持ち歩くスケジュール帳の第1ページに年間目標を貼り付けています。
つまり毎日手帳を開くたびに、年間目標を確認するということです。

目標の振り返りを4半期に1回していたが、2020年は2か月に1回することに変更した。

 

目標は心の奥底に秘めていても、実現するものではありません。
目標は公言した方がいいのです。
心理学ではパブリック・コミットメントといい、目標は公言した方が実現の確率が高まることが知られています。

 

筆者がいつも使っている読書感想テンプレートは極めてシンプルです。
「ビフォー」+「気付き」+「TO DO」、これだけです。
さらに簡単に言えば、「ビフォー」+「アフター」といえます。
前半は本を読む前の自分について書きます。
どんな問題、悩みを抱えていたのか。
後半は本を読んだ後の自分について書きます。
その問題が本によってどのように解決されたのか。
アフターは気付きとTO DOに分解されます。
学びを得て自己成長するために必要なものは気付きとTO DOだからです。
気づきとTO DOが明確になれば、あとはそれを実行するだけで自己成長ができます。
自己成長を誘発する読書感想という意味で、気付きとTO DOを盛り込むことが必須となります。

 

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